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私が青年海外協力隊を目指すまで【後編】

time 2018/02/12

私が青年海外協力隊を目指すまで【後編】

私が青年海外協力隊を目指すまで【前編】の続きです。
まだお読みでない方は↑からどうぞ。

前編で大学時代までを書きました。
社会人になってからの続きを書いていきますね。

※相変わらず長いので、お時間のある方のみどうぞ!

社会人時代

就職し、社会人になりました。
環境ががらっと変わり、新しい仕事を覚え、毎日をこなすだけで精一杯でした。

そして、地元就職したため
休みに遊ぶ友達がおらず、土日は引きこもってばかり。
ものすごく閉塞感を感じ、息苦しさを感じていました。
同じような毎日がこの先ずっと続くのか、ということにも少し疑問を感じるようになっていました。

転機6 週末ワークキャンプに参加

そんな時、ふっと思い出したのが
大学時代に参加したワークキャンプの存在。
日本でも週末にやっているよ、という話を思い出したのでした。

早速NICEのホームページを見てみると。

家から電車で2時間くらいのところでもやっている!
参加を決めました。

週末ワークキャンプについて詳しくはこちらから

全く知り合いがいないところなので、少し不安はありましたが
嫌だったら1回きりでやめよう、という気軽な気持ちで参加。

海岸清掃を地域の方とともに行いました。

たった2日間だったけど、
大学生、社会人、キャンプ受入先の方、地元の方、、、
新しい人と出会って、作業して汗流して。
普段の仕事と全く違うことをしたことが、良いリフレッシュになりました。

このワークキャンプを知れたおかげで
新たな仲間に出会い、
仕事で嫌なことがあった時も
もういやだ!やめたい!ってなった時も
失敗しすぎて完全に自信を失った時も
狭すぎる人間関係に嫌気がさした時も
なんとか乗り越えられたような気がします。

他の参加者から「〇〇のワーキャンよかったよ!」など情報を得たりして、
暇さえあれば各地の週末ワークキャンプに参加するように。

「よそ者」である自分の意見もきちんと聞いてもらえること
「それ、いいね!」って言ってもらえること
いろんな解決策をみんなで話し合う瞬間

どれも自分が失っていた自信を少し取り戻すきっかけになりました。

京都の茶畑で草刈りしたり

石川の山奥でお米の脱穀のお手伝いしたりしました

転機7 海外短期ボランティアに参加

私は銀行に勤めていたので、
年度に1回、5営業日連続でお休みを取らなければならない、
「連続休暇」という制度がありました。
前後に土日くっつければ9日間、祝日あれば10日間の休みになります!
9日あれば割とどこでもいける~

この休みを使って、学生時代のように
海外ボランティアに行きたいと思うように。

しかし、「テーマのある旅」は大学生向けのためもう使えない。

そこで使ったのは

地球の歩き方 海外ボランティア

もしくは、NICEの超短期ボランティア。

マレーシア・ボルネオ島、

ミクロネシア

ベトナム
などのプログラムに参加。

植林、ゴミ拾いなどの活動が多かったので
目に見える成果が得られたのは嬉しかった。

・新しい環境にいき、新しい考えに触れることが好きなこと
・普通の旅行より深くその地を知れること
・実際に自分の目で見て体験することの大事さ

を実感していくと同時に

・短期間なので、どうしても「体験」になってしまう
・その土地の現状を知るだけで終わってしまう
・活動が継続できていない
・問題に気づいても、アクションを起こせるだけの時間はない

といった、短期ボランティアの限界にも気づくように。

そこから

・もっと長くやってみたい
・自分で気づいたことに対してアクションを起こして活動してみたい
・もう少し現地になにかインパクトを残したい

と思い、長期で関われる道を探します。

青年海外協力隊のほか、NICEのぼらいやー(各地のワークキャンプを1年かけて回るプログラム)、NGOなどいろいろ探していました。

転機8 青年海外協力隊を受験している人に出会う

たまたまですが、青年海外協力隊を受験しているという人と出会い、仲良くなりました。

これまで、青年海外協力隊は
特別な資格や技能がないと応募できない!と思い込んでいました。

「何するの?」「資格なくても大丈夫なの?」などといろいろ聞きました。

友人いわく
「資格や技能がないと受けられないものも確かにあるけど、、
職種(仕事の種類みたいなものです)によっては受けられるものもあるよ」
とのこと。
実際この友人も特別な資格がなくても受験可能な、「コミュニティ開発」で受験していました。

この友人はのちに無事合格し、ルワンダに派遣されました。

訓練の話を聞いたり、どんな人がいるのか聞いたり、、
そこから協力隊について調べはじめました。

募集タイミングは春と秋の年2回。
その後説明会に行ったものの書類提出が間に合いそうもなく、その次の募集で受験。
一度不合格となったものの、二度目の受験で合格しました。
(このあたりについては別記事書こうと思います)

そして今、タンザニアにいます。

 

さいごに

こうして書いてみると、いろんな出来事があるんだなと
自分でもいい振り返りになりました。

また、なんで協力隊きたんだっけ?ってことを
じっくり見つめなおす、いい機会になりました。
たまには立ち止まって、振り返ることも大切。

正直10年前の自分からしたら、タンザニアにいるなんて信じられないと思います。

そんなことを意識しながら
大変なこともあるけど、1日1日を大切にしようと思いました。

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はじめに