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1年住んでわかった、タンザニア生活のここがしんどい!10選

time 2018/07/16

1年住んでわかった、タンザニア生活のここがしんどい!10選

こんにちは。
タンザニア生活も気づけば1年がたちました。

 

1年住んでみて、いいこともあったし
生活にも徐々に慣れてはいるのですが
やっぱり、まだ、
「しんどいな~」と思ってしまうことも多々あったり。

今回は、しんどいなと感じてしまうことを10個、選んでみました。
こんなことに苦労してるんだな~ってことが少しでも感じていただければ幸いです。笑

 

1年住んでわかった、タンザニア生活のここがしんどい!10選

1. 電気・水道・ネットなどインフラが不安定


我が家でいうと、、

電気停電頻発。ひどいと一晩中真っ暗。
あと、大雨ですぐブレーカー落ちる

水道
時間限定(朝の1時間くらい)でしか出ないそれも毎日ではなく不定期。
去年は乾季の終わりころに水不足になったようで、3か月ほど完全に断水した
断水中は少し離れた水道(水源が別)まで水を汲みに行く
⇒10Lのペットボトルを両手に持ち歩く筋トレ。そしてみんながその水道を使うので待ち時間半端ない

ネット
弱弱しい3Gが一応入る
遅いけどブラウザは開ける、Youtubeもダウンロードしてなんとか見られる…。

という状況です。

水が出てるうちに洗濯すましてしまおう~とか
停電に備えてモバイルバッテリーに充電しておくとか
だんだん状況に応じて対処には慣れてきます。

だけど、、
生活するだけで、ただ生きていくだけで
いろんなことを考えなきゃいけない

それって、
小さいながらも、地味にしんどいです。

ちなみに私は水汲みが一番つらいと思ってます。笑

2. 交通手段 バスの長距離移動


タンザニア国内を移動するとき、たいていバス移動になります。
(大都市間なら飛行機もありますが、移動はバスがメイン)
国土が広いから、どうしても長時間の移動に。。

ちなみに私の住むイリンガから主要都市ダルエスサラームまでは
バスで10時間かかります。(混雑ひどいと12時間かかったことも)

座ってるだけとはいえ、到着するころには消耗しきってぐったり。。

もはや5,6時間の移動だと
「おっ、近いな!」なんて思ってしまうレベル。
日本にいたとき東京ー名古屋間の夜行バスでもしんどいとか言ってたのに。
これ、帰国したら日本全国バスで移動できるようになってるんじゃ?と思う今日この頃です。

移動に日単位で時間がかかるから、
週末の小旅行、っていうのはなかなか厳しいです。
旅好きとしてはこれもちょっとしんどいところ。

3. ご飯のバリエーションの少なさ


タンザニアのローカルご飯は美味しいです。

ただ、、どこ行ってもだいたい同じメニューなんですよね。飽きる…

タンザニア人、
基本毎日同じご飯を食べている
食べたことのない新しいごはんにあまり挑戦しない、って傾向があります。

大きい都市にいけば、イタリアン、中華、インド料理、、などいろいろあるっちゃありますが。

外国人が外国人向けに経営してるレストランがほとんどですね。

あと、売ってる野菜の種類がすくなくて
食べたいものが作れない、ってのもあります。

4. 家の中虫だらけ

家のつくりが雑なのか、隙間だらけで虫がしょっちゅう入ってきます。
クモ、コオロギ、カナブン、ガ、ムカデみたいなやつ、、、

日本にいるときは、虫得意ではないけれど
家で虫見つけても黙って殺せる程度でした。

タンザニア来てからも見つけるたび黙って殺してたけれど
あまりにも多すぎる!ので嫌気がさしている、って現状です。

朝起きたら玄関のまわりが羽アリの死骸だらけになってた日はさすがにぞっとしました…

5. スケジュールって何?予定通りに進まない仕事

途上国あるある、でしょうか。

「10時集合、出発ね!」
⇒10時ちょうどに言っても誰もいない。出発は30分後ならまだよい方。

「いまから会議やるよ!」
⇒突然知らされる会議。他にやりたい仕事あったんだけど…

勝手に時間割変更される
⇒あれ、この時間使わせてもらえるよう言ってあったはずなのに。
別の先生に使われてる。

謎の掃除
⇒授業やる気で学校行ったら
「今日は1日掃除の日だから授業やらないよ」
全校生徒総動員で学校中の大掃除スタート。謎。ってか生徒こき使われてる?

時間の感覚、とか
スケジュール、っていったいなんなんだろう。

〇日までにここまで終わらせたい!と思って、計画立てても
たいてい計画倒れに終わります。笑

6. 気晴らしの少なさ

日本にいたころの気晴らし。例えば…

  • カフェで美味しいコーヒーとおやつで一息
  • 仕事終わりに飲み屋で一杯
  • スポーツジムで身体を動かす(キックボクシングやってました)
  • 好きなバンドのライブやフェスにいく
  • 週末小旅行

・・・などなど。

田舎に住んでて、まわりに何もないからってのもあるけど
これ、全部できないんですよね…(都会にいけばいくつかは可能)
娯楽が少ない、、というのか

日本でできることが、ここタンザニアで、すべて同じようにできるわけがない
そんなことは来る前からわかっています。
でも、頭でわかってても、しんどいときもあります。。

家でAmazon Primeで映画を見るのが唯一の気晴らしです。
最近は探偵ナイトスクープにはまっています。あのオープニングだけでも懐かしさでこころが癒されます。笑

7. 街歩けばじろじろ見られる

 

気晴らしに外にでも出てみるかー、と思うと。

肌の色が違うからものすごく目立つんですよね。じろじろ見られる。
常に見られてるのはちょっとストレス。

あと、家が学校のすぐそばってこともあるけど
外出するたびに生徒や先生に会ってしまう
家で洗濯干してる姿とかも見られてしまうので
自分の行動を把握されてしまう…

行動を見られている、てのは休まらないなあ
誰も自分を知らないところで休みたい、って思うときもあったり。

8. いちいち話しかけられること

フレンドリーなタンザニア人。
嫌いじゃないんだけどね。。

これ、疲れてるときはちょっとしんどい。
「どこからきたの?」「ここで何してるの?」「スワヒリ語上手だね!」
なんかも、聞く側にとっては初めてで、悪気がないのもわかるんだけど、、
こっちは同じ事何度も答えてるので、たまにうんざりします。

それとナンパも多いです。
若い男性から声かけられる場合
あいさつ交わした後、二言目には
「携帯番号教えて!」
もしくは
「結婚してるの?」
のどちらかです。笑
チャラ男もびっくり。笑

フェイクの結婚指輪をつけて歩こうかと本気で検討しています←

誰も関わらないでほしい、ほっといてくれと本気で思うときがあります。

9. チナチナ攻撃

タンザニアには中国人がたくさんいます。
その数約3万人。対する日本人約300人程度。

だから、アジア人=中国人 なんですよね。

声かけられるときは「チナ!(中国人の意味)」て呼ばれる。

仕方ないんですけどね。
確率的に日本人より中国人の方が多いから。100倍だもん。

小さい子供が、アメリカ人しか知らなくて
欧米人見ると、「アメリカ人だ!」って思ってしまうのと同じでしょう。
(大の大人が同じことしてるのはちょっとどうかと思うけど…)

だから、「チナ」はしょうがない、って割り切れる。
けど、カンフーの真似とか、中国語っぽい発音の真似して
からかってくるのはどうしても許せない…
あまりにもしつこくて「うるさい!黙れ!」って日本語で怒鳴ってしまったこともあります…

アジア人馬鹿にしてんのか?って感じのは後味悪いですね。

もはや、チナハラ(チナ・ハラスメント)と呼びたい。笑

10. 長すぎる会議、パーティでの大演説


会議は最低でも2時間はかかります。
ひどいと5時間、6時間なんてときも。
話が脱線しまくるし、ひとりひとりが「演説か?」ってレベルで話が長い。
ただでさえスワヒリ語聞き取り続けてるだけでしんどいのに。。
そういえば日本で仕事してるときも会議が1時間超えると、はよ終わらんかな~とよく思ってたなw

要点絞ったら絶対もっと早く終われる。といつも思ってます。

そして結婚式、式典なんかは
だいたいお偉いさんのながーい演説を聞くのが定番スタイル。

疲れるので途中で意識とんでます。笑

異文化適応って難しい!!

1年たって、いろんなことに慣れてはきているけど
それでもやっぱり、しんどいな~と思うことを10個、書いてみました。

でも、どれもこれも
タンザニアに長期で滞在していてこそわかったこと
タンザニア人にどっぷり浸かる環境にいるからこそわかったこと

なのかなと思っています。

タンザニアに長期滞在すること、
ましてやタンザニア人だらけの環境で暮らしていくこと
なんて、人生でそうそうないことだろうし。

しんどいこともふくめて、タンザニアをたくさん知れている、いい勉強になっている、と思っている毎日です。

最後に

異文化適応って、頭で考えてるよりも難しい!!!
甘く見てましたすみませんでした

 

ここまでお読みいただきありがとうございました☆

1年すんでわかった、タンザニアのよいところ編はこちら♡

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