2018/10/03

こんにちは。Aiです。
青年海外協力隊を目指す方へ。
受験時、親や職場に言うか言わないか、、ものすごく迷うポイントかなと思います。
実際私もどうしようか迷いました。
私は一度目の受験はほぼ誰にも言わず
二度目の受験では親にも職場にも言いました。
職場は案外すんなり認めてくれたものの
親の反対は強く、なかなか認めてもらえませんでした。
そんなときにどうしたか、といった話をしていきたいと思います。
そもそもどうして話したの?
一度目の受験では言わなかったのに二度目の受験の前に話した理由。
それはただ、不合格になりたくなかったから。
前回の受験で、この点を必ず確認されることは知っていました。
もちろん、言わなくても合格した、という人もいます。
どうしても今回、合格したかったので
少しでも不安要素を消しておきたかった、というのが理由です。
親の了承があったほうが受験に有利?
先に言った通り、親や職場に全く言ってなかった人でも、合格した人はいます。
ただ、面接で必ず聞かれます。
「親、職場の了承は得ていますか?」という質問。
その時にきちんと説明できるだけの理由があるかどうかと思います。
ただ、JICAとしては
合格出したけど、親や職場の反対で結局辞退された
というリスクをできるだけ減らしたいとは思うので、
親の了承があるかどうかという点は確認しておきたいのではないかと思います。
そういった意味では、
自信もって「親も応援してくれてます!」と言えた方が印象はよさそう。
個人的な印象ですが。
話したタイミングと反応
1次試験の書類審査の前に話しました。
たまたま実家に帰る用事があったので、「今だな」と思い。
どう切り出していいかもわからず、なんかの拍子に
「あのさー、私、青年海外協力隊受けようと思う」
と突然切り出しました。笑
退職するつもりだということも同時に伝えました。
そっからの質問攻め、反対意見はものすごかったです。
・帰国後の就職先なんてない
・海外ボランティアなんてうさんくさい
・そんな経験してきた人だれも採用したくない
・どうして短期じゃなく長期なのか
・仕事続けながら休みでいけばいいじゃないか
・危険なところに行かせたくない …etc
まだ書類も書きかけで、志望動機もきちんと整理しきれていなかった私には
反論するのも精一杯。というか、できませんでした。
急に思いつきで行きたい!って言ったように思われてしまい
「そうじゃないのに…」という悔しい思いもありました。
こちらの話もあまり聞いてもらえず反対されてしまったこと
予想以上に強く反対されてしまったことに
ある程度は覚悟していたものの、、すごーくショック受けながら一人暮らしの家に帰りました。泣
そしてその数日後、親から
「考えたけどやっぱり反対だ」という趣旨の長文メールが届きました…
これまでの思いなど、こちらも長文で返しましたが返信はなく。
これはまずいなとへこんでいました。
応募を認めてもらうために…プレゼン作成!
ショックを受けつつも数日で立ち直り
なんとか一次選考の書類を完成させ、提出。
無事、一次選考合格のお知らせ。
二次選考の面接までは1か月弱あります。
親には反対されたままになってる。
応援はしてもらえなくても、
やっぱり、行くこと自体は反対されたくない!と思い、再度説明することに。
確かに前回話したときは
志望動機もやりたいこともまだ曖昧で、きちんと説明できてなかった。
それなら反対されても仕方がない。
今度はきちんと説明しよう。
でも、口で説明するだけだと、親の方が口はうまいし反論できる気がしない。
自分の言いたいこと最後まで言いきれる気がしない。
「そうだ。プレゼン作って持っていこう」
それなら自分の言いたいことを伝えきることはできる、
伝え漏れることもないはず。
と思い、Powerpointでプレゼンを作りました。
実際にこんなの作りました。
プレゼン作り上げて、ちゃんと言えるように複数回練習もしてから実家に向かいました。笑
作成したプレゼンの内容
↑実際に作ったプレゼンの目次です。
2.応募を決意するまで
3.応募するにあたって
4.今後の進路について
5.健康・安全面の管理
6.最後に
たぶんあまり協力隊事業についてよく知らないだろうと思ったので
青年海外協力隊の概要を伝えること。
応募を決意したのは思いつきじゃなく、ずっと考えていたことなんだということ。
これまでのボランティア経歴や考えてきたことも含めて。
今後の進路についても多少は考えているということ。
途上国にいく=危険なところにいく と思われていること
その不安を解決できるような内容(JICAのサポート体制など)もあるよということ
といったことを中心に内容を考えました。
前回話した時にもらった反対意見を参考に
それをどう対処するか?ということを念頭に置きました。
協力隊応募者向けのパンフレットのページもプレゼンに入れておいて
後々見返してもらえるようにもしました。
プレゼンをした結果…
練習の甲斐あってか、無事自分の思いを全て説明しきることができました。
プレゼンという形をとったためか、途中で割り込まれることもなく最後まで聞いてもらえました。
また、この説明だけのためにスライドを準備してまで臨んだこと。
そういったところから本気さを分かってもらえたような気がします。
帰国後については心配されたものの、行くこと自体には同意してもらえました!!!
よかった。。。
そして、その後
そして迎えた、二次選考の日。
やはり聞かれました。
「親の了承は得ていますか?」
もう自信をもって答えられます。
「はい。最初は反対されましたが、今は行くことには同意してもらっています。
最初反対されてしまったので、PowerPointでプレゼン作ってなぜ行きたいかを説明し
最終的には納得してもらえました!」
面接官、爆笑。
ひとつ、笑いが取れてよかったー。と思ったのでした。笑
プレゼンを作ってよかったこと
最後に、親に反対されたときプレゼンを作るメリットを紹介して終わろうと思います!
・説明が格段にしやすくなった
言い忘れることもないし、自分のペースを守れたので
落ち着いて説明することができた
言いたいことを伝えきることができた
・理解度が上がる
口頭のみで説明するより、文字や図、写真があった方が伝わりやすい。
特に相手があまり協力隊のこと知らない場合
・志望動機を言う練習にもなる=面接対策!
二次面接前にプレゼンを行ったので、
このプレゼンを作成するときに、再度志望動機を整理し直すことができました。
面接で説明する練習にも。
【おまけ】面接でネタになる
笑いがひとつ取れました。
青年海外協力隊、応募したいけど、、
親に反対されてしまった、どうしよう!なんて方。
一度試してみてはいかがでしょうか。