2018/10/03

※リペアに夢中すぎて、写真が全然ありませんでした!笑
文字ばかりの記事です。
事前に同期隊員より
「ムネニアに壊れたPCがあるらしいからちょっと見てほしい!」
と言われていたので、見に行きました。
ママさんグループでPCを持っているグループがある模様。
持っているPCは2台。
1台は起動し、使える状態。もう1台は電源もつかないとのこと。
まず最初に正常なPCを見させてもらう。
しばらく使われてない感が満載です。。
PCの様子
OSはWindows XP
OfficeソフトはWord,Excel,Powerpoint(2003)が入っており十分。
ひさしぶりにXPさわったので、懐かしい気持ちになりつつ、ちょっと忘れてて焦る笑
ママさんたちはPCに触れたこともない様子。
マウス操作も苦手そう。
クリック、右クリック、ダブルクリックの説明をして、ちょっとやってもらう。
クリック、右クリックまではよかったものの、
ダブルクリックが苦手そうでした。要練習。
キーボード操作も軽く説明。ママさんの名前をタイピングしてあげる。
その後、自分の名前を打ってもらいました。
とりあえず一本指で全部打ってもらったけど、、のちのちは両手使って打てるようになるとよいね。
全くPC触ったことない人への指導は、なかなか時間がかかります。。
たった2日の滞在ではどうにもならないので、「ピースコーボランティアと一緒に練習してね!」と、丸投げしてきました汗
PCリペア
そしていよいよ電源つかないほうのPCをみます。
電源つかないなーと思ってたら、、電源ケーブルがありません;
さっきの正常起動するPCのケーブルを借りてきて、リペアを開始。
電源はついたものの、CMOSバッテリーなしエラー。
これは学校でもよく見たやつ。スルー。
ハードディスクに予期せぬエラーがあるってエラーもでてきました。
が、一応起動しはじめるのでそのまま続行。
大事なデータがあればバックアップしてね、って感じのメッセージがでてたけど、使われてないようなので問題ないかな。
起動はするものの、、すっごく遅い!
起動時の設定ミスと、プリインストールされてるソフトたちが勝手に起動する設定になっていて。
電卓とかが勝手に立ち上がってくれる笑
あとアンチウイルスも多分競合してる。
OSインストールCD持ってれば、インストールしなおしてハードディスクエラーを解決することもできるかなと思いつつ。
何も持ってないのと、とりあえず起動はしてくれるから
・電源ケーブルを買うこと
・不要なソフトをアンインストールする
・ソフトが自動的に起動する設定を変える
ことをピースコーに引継ぎ、とりあえず終了。
なぜ使われてないPCが?
このPC,どっから手に入れたのかなと思い、、ママさんに聞いてみる。
ーーーーーいつからあるの?
ママさん「昔すぎてわかんないよ!笑」
ーーーーーどうやって手に入れたの?
ママさん「どっかからの寄付でもらった」
入ってるOSがXPだから、少なくとも10年は前かなーと思いつつ。
10年もほったらかしだったのね。
よく聞く、「寄付されても使い方がわからず放置されるパターン」がこれか、と思いました。
「ものを与える」というハード面の支援だけして、
「使い方や活用法を教える」というソフト面の支援をしないから、せっかく支援をしても無駄になってしまう。
使い方のわからないものだけいきなり届いても、もらった側も困るよね。。
ソフト面の支援の重要性を再認識。
パソコンで何がしたい?
これが気になってた。
聞いてみると、
「会議の議事録を作ったり、記録を残したりしたい」との答え。
過去の情報が残ってなくて、困ることがあるみたいです。
議事録の作成ができるようになって、記録を整理して、、
それがきちんとできるようになるまではかなりの時間がかかるかもしれないけど。
うまく活用して、ふだんの活動にプラスになればいいなと思います。
また、村人たちは自分のパソコンを持ってないから触ったこともなくて。
使ったことないから、わからないからこわいって感じもあるように感じました。
こんな風に使い方がわからず放置されてる例はたくさんあるだろうなと。
だれかひとりでもパソコンちょっとできる人がいれば変わるかなと。
役所のコミュニティ開発専門員が、ある程度パソコン触れて指導もできれば、村人のPCスキルも少しは上げられるのではないのかなと思いました。
そのためにも、コミュニティ開発専門学校でのパソコンの授業は必要だし、そこで基本スキルは身に付けてほしいなあ。
ゆくゆくは、村で簡単に教えてあげられる人材になってくれればなあと。
だからこそ、実習授業を充実させた授業内容にしてあげたいなあとぼんやり思いました。